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NO. 218

水痘(水ぼうそう)の予防接種が定期接種に

平成26年9月

 10月1日から、水痘(水ぼうそう)の予防接種が定期接種になります。

定期接種になると、決められた年齢に接種を受ければ、無料で受けることができます。

 対象:水痘にかかったことの無い、生後12カ月〜36カ月の幼児

 回数:2回                         です


*標準的な接種間隔は、生後12〜15カ月に初回接種をうけ、6〜12カ月経過後に2回目の接種です。

2回目は、1回目から6カ月後でなくても、3ヵ月の間隔があれば受けることができます。

*1歳未満で水痘にかかった子供、または1歳未満で水痘の予防接種を受けた子供は、水痘に対する免疫がしっかりついていない可能性があります。

予防接種を受けるかは、かかりつけの先生に相談してください。

*1歳以上で水痘にかかっていたら対象になりません。

*任意で接種を1回受けていたら、生後36カ月までならば2回目として

 公費で受けることになります。しかし、2回目が生後36カ月を超えると、自費になります。

【経過措置があります】

 来年(平成27年)の3月31日までは、

生後36カ月(3歳)〜60カ月(4歳)の幼児も、1回は公費で受けることができます。

 もっとも、すでに1回でも予防接種を任意で受けていたら、生後36カ月(3歳)〜60カ月(4歳)の幼児は、公費では受けることができません。


 予防できる病気は、予防するべきです。

 水痘は、抵抗力の無い子供がかかると、大変なことになります。以前は、白血病の子供や、ネフローゼの子供が水痘で亡くなっていました。水痘のワクチンは、抵抗力の無い子供たちのために、日本の学者が開発したワクチンです。

 「副作用があるから」とか、「自然にかかったほうが抵抗力がつく」などは大きな間違いであると思います。

 予防接種で子供たちを護って下さい。

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