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NO. 214

小学1・2年生の交通事故、5月以降多発・・・警察庁

平成26年5月

 新一年生の、お兄ちゃん、お姉ちゃん達は元気に学校に行っているでしょうか。

 先日、読売新聞に「小学1・2年生の交通事故、5月以降多発」との記事がありました。

 毎年、この時期に、一年生の新しくてピカピカのランドセルの姿を見ると、ある交通事故の事を思い出します。

 10年前の事でしょうか。一年生が帰宅途中に、普段は点滅信号の横断歩道の信号が、青になったので渡っていて、車に轢かれてしまいました。

 詳しい状況は、私には分からないのですが、車のタイヤが一年生の体の上を通過したのですが、ランドセルがクッションになり、本当に奇跡的に命は取り留め、現在は後遺症もなく元気にされています。

 

 読売新聞の記事のよりますと、「09〜13年の5年間で、一年生の死傷者は4月が693人だったが、5月は1031人、6月が最多となり、7月も1000人を超えていた。」そうです。

 放課後の午後2時〜6時が最も多く、登下校中のほか、放課後や休日に友人と遊んでいて事故に遭うケースが多いようです。公園から出たボールを追いかけて路上に走り出るなどの「飛び出し」や「横断歩道のない場所での横断」、

 「信号無視」など、交通ルールが身についていないことが一因とみられ、警察庁は保護者や学校にも注意を呼びかけているとしています。

 

  しかし、10年前の事故では、横断歩道を、青信号で渡るという交通ルールをしっかり守っていても、車に轢かれてしまいました。

  車の運転手には何の言い訳も許されませんが、故意に信号無視をしたのではないと思います。

  新入生にとっては、交通事故の危険性が高くなる5月です。

 子供には、@「飛び出し」をしない

  A「横断歩道のない場所での横断」をしない

  B「信号無視」をしない と

 *「信号が青でも、“車が、しっかり、止まってから”渡る」

 を命を守るために教えてあげてください。

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