NO. 197 さん太くん、13歳に 平成24年10月 我が家のさん太くん(男の子の柴犬)が、めでたく13歳の誕生日を迎えました。犬の13歳は、人間では68歳前後になるようです。 かなりのお年寄りのさん太くんですので、最近は、寝ている事が多くなり、ながく歩くのがいやなのか散歩の途中で引き返したりしていますが、相変わらずスリッパが大好きで、庭での追いかけっこも大好きです。喜んで、こおどりして、しっぽを激しく振り回す姿は、小さい時と変わりはありません。 犬の祖先は、オオカミだそうです。オオカミの数はどんどん減っていると思いますが、犬の数は減ることは無く、ペットとしては世界中で一番の人気者です。 人間との付き合いの永い犬は、うまく人間を利用して、衣食住を働くことなく、人間からもらっています。
犬とオオカミの違いは、“幼形成熟”ではないかといわれています。幼形成熟とは、本来は、外観が胎児や幼児の特徴を残したままに大人になることを意味する様ですが、犬の場合は外観が大人になっても、こころが子どものままだということのようです。 人間も、幼形成熟な動物であると考えられています。1歳までしっかり歩くことができない動物は人間以外にはいないと思います。そして、大人になるのに15年以上もかかります。さん太くんなら、80歳近い年齢です。 人間は生まれてから成熟するまで期間が永い、つまり子どもの期間が永いから、地球上では最も進化(?)した生き物となったのでしょうか。 こころが子どものままだと、いつまでも遊ぶことが大好きで、好奇心が旺盛で、環境の変化に対応できる柔軟性を持っていて、無限の可能性を秘めていると思います。 もちろん、テレビなどの一方向的なものは良くないですが、子どもたちを心地よく刺激する遊びは、子どもの無限の可能性を伸ばしてくれます。小さいうちに、お子さんと、たくさん遊んでください。人間の子どもは、さん太くんと違って、大きくなると、遊んでくれなくなります。 松尾小児科HPへ「今日も元気で《topへ |