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NO. 145

日本赤ちゃん学会

平成20年 5月

Q1:「赤ちゃんはおむつが濡れると泣く」はホント?
Q2:いっぱい語りかければ「ことば」は育つ?
Q3:赤ちゃんはなぜ「はいはい」をするのでしょう?
 “日本赤ちゃん学会”から発行された学会誌“赤ちゃん学カフェ”のなかの「赤ちゃんと育児を科学する Q&A」の“Q”です。

 日本赤ちゃん学会は、赤ちゃんをまるごと考える学会として、そして、「育児不安や虐待あるいは学級崩壊やキレる子供達の問題が20世紀の“子ども観”の結果として生み出されたものであるのであれば我々は早急に、21世紀の“子ども観”を新たに構築しなければならないとおもいます(設立メッセージより)」として 2001年に設立されました。
 赤ちゃんや育児については、わかっていないことがたくさんあります。そして、「早期教育的育児本」や、愛情が唯一絶対的なものとする「育児書」が氾濫しています。
 育児に対する疑問を持ち不安を感じているお母さんを助けようと、いろんな角度から子供たちを視ている研究者たちの集まりが赤ちゃん学会です。上記のQ1〜Q3のようなことに科学的な回答を探しているのが赤ちゃん学会です。
   日本赤ちゃん学会理事長の小西先生は、こどもたちの行動を丁寧に観察し、赤ちゃんをできるだけ科学的に理解して、初めて「あたたかい育児」ができる、そして、「赤ちゃんを知ることがこんなに楽しいものであり、そしてそうすることによって本当の愛情が生まれてくる」と学会誌に書いています。また、『すくすく子育て』『NHKスペシャル 赤ちゃん 成長の不思議な道のり』などのNHKテレビに出演して赤ちゃん学の考えを広めています。
 二宮保育園設立30周年記念講演に東京女子医科大学教授でもある小西先生が来られます。6月8日(日)午後2時〜午後3時30分(於:津山国際ホテル、入場料:無料)の予定です。きっと楽しい講演会であり、育児に関して新しい発見、新しい道が見えてくるはずです。
 是非、沢山のお母さんに聞いていただきたいと思います。
 【参加希望の方は、二宮保育園28−3245または松尾小児科28−5570に連絡して下さい】
   

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